MAKI KUSANO

夢も目標も失っていた５年前

｢あなたの夢は何ですか？」
そう言われて皆さんは何が浮かびますか？
小さな頃は夢と言われればすぐ答えられたのに、
大人になるにつれ自分の夢が分からなくなることはありませんか？
実際に私はそうでした。

私の夢は歌手になることでした。
学生時代は大学で勉強しながらボーカルスクールにも通い、
ミュージックバーで歌い手をしていました。
就職活動の時期に入り、将来のことを考えた際に収入の安定しない音楽の仕事は捨て、とある有名なレストランに就職しました。
しかし、そのレストランでは失敗の連続。
キラキラして見えた職場は過酷なもので、わずか半年で辞めてしまいました。

その後就職した会社もそう長くは続かず、気がついた頃には、
自分は何がしたいのか、分からなくなっていました。
社会という現実と向き合えずに仕事から逃げてしまい、大好きだった音楽活動からも離れていました。

事業を通して昔の夢を実現させる

夢に向かって一歩踏み出す勇気を後押しすることで、その人が夢を追いかけることができて活躍する、そしてその取り組みが事業となる。
私が今取り組んでいるエンタメ事業とは、そういうビジネスです。
今では実際に音楽配信を行い、多くの人たちに自分で音楽を届ける仕事ができるようになりました。
それは小さくても確実に夢に向かって踏み出す一歩に繋がっています。
そして今、同じ想いを持つ仲間が１人、また１人と集まり、私はいろんな人の夢を追いかけるきっかけを創り出す事業に取り組むことができています。
もちろん、まだまだ規模は小さいですが、そんな人を10人20人、そして100人と増やしていきます。
そう、私の夢の実現はもう『私自身』から始まっている。
夢を探している、追いかけている人々のきっかけを。